ITと「人柄」の関係

IT業界の社会に限らずどこにいても人間の「人柄」が物を言い、他人から信用を得るか得られないかで人生がほぼ決まるようなところもあります。

人柄が良さそうに見え、また人が良さそうに見えるだけで、“こいつは人が良さそうだから、騙してもいじめても何も言えないだろう”と踏んで、騙そうとする人。いきなりいじめてくる人。人柄が良いだけで損をする場合もあります。

「人」と「人柄」の違いは人柄という言い方の方が奥行があります。また人柄は「育ち方、育てられ方」にも波及してくるものです。

この人柄というものが顕著に出てきて大事な場面を助けてくれることも多いにあります。就職試験で筆記試験ではあまり思うようにできなくとも、面接の受け答えで誠実さが発揮され、それが認められて内定をもらえる人もいます。これも一重に人柄の良さが功を奏したといえます。

もって生まれた「人柄」と成長するにつけ教育で培われたものとがあります。人柄の良さはその人のもっている表にでない財産だと思います。大切にして欲しいものです。

IT業界のみならず社会人として働いている営業職や技術職の方々で、人と接するような仕事に就いている人ならなおさら、人柄の良さ、人の良さというものは大事です。他人から信頼され信用されるかどうかで、仕事が決まるかどうかなどを経験する場合もあります。

大きなプロジェクトなどのコンペティションで、発表する際も言葉づかいや礼儀作法、着ている服装やその人となりを見られ判断されることもしばしば。発表した内容が良くても発表している人間がいい加減な人であれば、信頼も信用もないでしょう。

また逆もしかりです。発表した内容は結構平凡だけど発表した人物が気に入られ、将来性を見て決めてもらえるということもあります。

仕事に真面目に取り組み、時には融通の利かない人だと思われても、その一本筋の通った生き様が出ているのも人としての人柄です。

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